2024.02.09
特集記事「上田クロニクル(年代記)ー上田・小県洋画史100年の系譜ー」を公開しました
■地域の美術史を描き出し、次代へ新たな眼差しを向ける「上田クロニクル(年代記)ー上田・小県洋画史100年の系譜ー」
「上田クロニクル(年代記)ー上田・小県洋画史100年の系譜ー」が現在、サントミューゼ・上田市立美術館と東御市梅野記念絵画館の2館で同時開催されています。
隣り合う2市が現在のあり方になる以前から、上田・小県(ちいさがた)地域には、山本鼎ら先鋭的な作家に美術を学び、互いに高め合いながら地域の芸術文化の基礎を形作った人々がいました。こうした地域の美術史の歩みを、地域の美術館学芸員が掘り下げ、地域のさまざまな場所から集めた作品群を通して、新たな眼差しで文化資源に光を当てる意欲的な試みです。
協働して本展をまとめ上げた上田市立美術館の学芸員・小笠原正さんと、東御市梅野記念絵画館の学芸員・日向大季さんにお話を伺いました。