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田楽座オンラインシアター「絆~人と人とを繋ぐふるさとの芸能~」

田楽座は創立以来半世紀以上にわたって、長野県を始め全国各地の民俗芸能をもとに舞台を創り、全国各地を公演してきました。
田楽座の届けたい“ふるさとの芸能”は、人と人との繋がりの上で脈々と受け継がれてきたもの。私たちの舞台を通して、絆と繋がりの大切さ、そして元気と明日への希望を感じていただければ幸いです。


〈演目〉

00:25~ 「祭り始めの祝い唄」
長野県に生まれた田楽座が長年舞台で歌ってきた曲で、歌詞は霜月神楽の祭文が元となっています。「今日の舞の囃子は誰かや請ずる/信濃なる深山の森の風が請ずる」。

01:28~ 「塩尻阿禮神社の舞台囃子」
塩尻市阿禮神社例大祭の山車で演奏される祭り囃子です。特徴的なのは、曲中に流行歌や童謡唱歌が取り入れられ、参加者みんなが一体となって盛り上がれること。この舞台囃子にのせた『信濃の国』を、画面の前の皆様もぜひご一緒に口ずさんでお楽しみください。

06:30~ 「獅子舞」
日本に古くから伝わる民俗芸能、獅子舞。獅子の噛む音によって厄を追い払い、厄病退散とコロナウイルス終息を祈願します。

09:05~ 「信州木曽のとりさしまい」
トリモチをつけた竹竿で鳥を捕る様子を表した、ユーモアたっぷりの芸能。南木曽町では祝宴の場で披露されることが多かったといわれています。とりさしの男の滑稽なしぐさが観る人の心を明るくします。

19:40~ 「天龍村の霜月神楽」
長野県南部の山間部に伝承される、国指定重要無形民俗文化財「霜月神楽」。湯を沸かして神に奉納する湯立て神楽で、祭りは玄関の真冬に夜を徹して行われます。そのうちのひとつ、天龍村大河内の祭礼に田楽座は25年以上通い続けて村人と同じように神楽の舞を演じています。数ある舞の中でも今回は、4人の氏子が鈴と御幣を手に持ち舞う、「願舞」を演じます。

28:18~ 「ぶちあわせ太鼓」
最後は、エネルギー溢れる演奏で皆様に元気と勇気が届きますよう願いを込めて。
3人の打ち手が1台の大太鼓に向かい心を合わせて打ち上げます。

制作者 田楽座
プロフィール 1964年、伊那市で誕生した「田楽座」。日本各地の祭りや年中行事に伝わっている太鼓・唄・踊り・獅子舞などの民俗芸能をもとに創作舞台を繰り広げる「まつり芸能集団」です。メンバーは高烏谷山のふもと標高800mの地で共同生活をしながら日夜稽古を積んでいます。

“ふるさと”の芸能に脈々と流れる強さや明るさ。
獅子の舞にこめる「厄病退散」「無病息災」。
人々の絆によって受け継がれた、まつり芸能。

人との距離をとらなければならない今だからこそ、人と人との心をつなぐ、まつり芸能の舞台を観る人へと届けたいと思います。
Website https://www.dengakuza.com/

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