終戦80周年記念特別企画藤田嗣治　戦争と芸術のはざまで－戦場、銃後の風景、日常を描く－

2025.7/17（木）〜9/28（日）
軽井沢安東美術館

世界でも初めて藤田嗣治の作品だけを展示する個人美術館、それが軽井沢安東美術館です。

今年は第2次世界大戦の終戦から80年経過しました。
そこで今回の展示は当時、藤田が何を思い、何を描き、どのように生きてきたかを振り返ります。

日常の中に戦争があることが当たり前となっていたあの頃。
戦意高揚と宣伝を目的とする軍からの指名を受け、戦争記録画（以下、戦争画と表記）を数多く制作した従軍画家と呼ばれる画家たち。
藤田もその中の一人でした。
これらの戦争画は、各地を巡回展示し、多くの国民が感動したと伝わっています。

戦後、彼らは画家仲間より激しい批判を受け、藤田は挫折を味わい、フランスに渡ります。
そして、後世をフランスで過ごし、フランスに帰化することになります。

今回の展示から、フランスに帰化することになるまでの元となった当時の藤田の思いを読み解いてはいかがでしょうか。

イベントデータ
開催期間	2025.7/17（木）〜9/28（日）
開催時間	10:00〜17:00（入館は16:30まで）
休館日	水曜日（祝日の場合は翌平日）会期中の7月、8月の水曜日は開館 ※詳しくは、公式サイトのご利用案内をご確認ください。
会場	軽井沢安東美術館
お問い合わせ	軽井沢安東美術館 TEL：0267-42-1230 E-Mail：info@musee-ando.com

料金・チケット
料金	観覧料一般 2,300円／高校生以下 1,100円／未就学児無料＊オンラインチケットご購入の場合、100円引きとなります。＊その他、各種割引あります。

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同時開催

※特集展示
「藤田嗣治と高野三三男　戦時下における交友の記録
　　　　～高野三三男旧蔵コレクションより～」

会期：7月17日（木）～9月28日（日）
会場：特別展示室

1939年、パリに渡った藤田とすでにフランス在住だった画家仲間の高野三三男。
二人はフランスにいるときも、家族とともに帰国する際にも、多くの時間を共に過ごています。
共に過ごした数多くの思い出の作品や写真を、高野三三男のご息女である耀子氏のご協力のもと、公開いたします。また帰国した高野が描いた戦争記録画もあわせてご覧いただきます。

高野三三男（こうのみさお 1900年３月30日～1979年８月15日）

東京都出身。フランスと日本で活躍したアール・デコ様式の画家。パリのモンパルナスで活躍した画家で、エコール・ド・パリの一人に数えられる。
1924年に渡仏後、フランス画壇で認められる日本人画家となった。
第二次世界大戦の勃発により、藤田らとともに帰国。
帰国後は一水会に入会。
文展や日展等の審査員を歴任し、1954年には現代日本美術展で大衆賞を受賞。
1979年、敗血種のために死去。
娘はピアニストの高野耀子。

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「ピアニスト高野耀子氏を迎えて
〜パリの藤田嗣治、高野三三男に想いを馳せたトークと演奏のひととき～」

日時：2025年8月2日（土）　14:00〜15:20（予定）
会場：軽井沢安東美術館内サロン「サロンルダミエ」
講師：高野耀子

詳しくは　こちらのHP　をご覧ください
チケットの購入はこちらから

会場データ
会場	軽井沢安東美術館
住所	北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10
電話番号	0267-42-1230
休館日	水曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始・１月中旬・２月下旬（詳しくは施設ホームページまで）
Website	https://www.musee-ando.com/