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イベント情報

柚木沙弥郎のいま

染色家、97歳―。 “楽しくなくちゃ、つまらない”

そう語る柚木の創作の源泉は、日々の暮らしの中にありました。

染色家・柚木沙弥郎は、松本市にとてもゆかりの深い作家です。戦前、旧制松本高等学校(現在の信州大学)に入学して青春時代を過ごし、戦後は民藝運動が盛んになったこの地を幾度となく訪れ、登山に親しんだり、染色家として個展を開催したりしてきました。今も松本の街中で、その作品や柚木が提供した様々なデザインを見ることができます。

柚木は1922年、東京で生まれました。幼いころから絵画に慣れ親しんだ柚木は、戦後、倉敷の大原美術館に勤務したことにより、民藝運動に出会い、芹沢銈介の型染作品に感銘を受けました。その後、20代半ばから染色家として歩み始め、自由でユーモアあふれる形象や豊かな色彩で多くのひとびとを魅了してきました。そして、97歳になった今も毎日のように自宅のアトリエで制作を続けています。

とくに近年の作品は、デザインして切り抜いた型紙をランダムに配置して染色するなど、同じモチーフを幾度も繰り返す従来の型染のイメージとは一線を画しています。また染色のみならず、70歳を過ぎたころから描画や版画、立体造形など新たな表現活動も積極的に手がけています。

この展覧会では、97歳になった柚木の近年の型染作品を中心に、水彩画、版画など約80点を展示します。また、松本にも縁の深い柚木が、市内で手がけてきた仕事も合わせてご紹介します。
誰もが思わず笑顔になる柚木作品を、ぜひ松本でご覧ください。

ココに注目!

染色と言えば同じモチーフを何度も繰り返す型染のイメージが強いかもしれません。しかし柚木の作品からは伝統工芸の枠を飛び越えた、現代アートとしての可能性を追求してきた作家の稔侍が伝わってきます。それでいて、デザインして切り抜いた型紙をアットランダムに配置する作風からは民藝にも通じる温かさや親しみ、さらに思わず頬が緩んでしまうユーモアさえも感じられます。そして図柄、模様を超えて、鑑賞者にさまざまな想像を重ねる余地を与えてくれる面白さもまた柚木作品の魅力と言えるかもしれません。
イベントデータ
開催期間 2020.4/18(土)〜7/12(日)
開催時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし5月4日は開館)
会場 松本市美術館
Website http://matsumoto-artmuse.jp/exhibition/special/13453/
お問い合わせ 松本市美術館
TEL:0263-39-7400
料金・チケット
料金 大人1,100円、大学高校生・70歳以上の松本市民700円
※前売券と20名以上の団体、2回目以降の観覧は各200円引き 
※中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料
プレイガイド 松本市美術館、ローソンチケット、セブンチケット
会場データ
会場 松本市美術館
住所 松本市中央4-2-22
電話番号 0263-39-7400
休館日 月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)、年末年始
Website http://matsumoto-artmuse.jp/
JR松本駅から徒歩12分、
JR松本駅から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コース「伊織霊水(美術館北)下車徒歩5分、
松本バスターミナルからアルピコ交通バス横田信大循環線5分「松本市美術館」下車すぐ、
長野自動車道松本ICから車で15分

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